Sexy Zone のメンバー、中島健人くん・菊池風磨くん・佐藤勝利くん・松島聡くん・マリウス葉くんの5人には、アイドルグループとして完璧なメンバー力学(力関係)を感じます。この「力関係」とは、誰が上とか下とかということではなく、グループの中に存在する「エネルギーの流れ」のようなものなんですね。
例えば、お笑いに「ボケ」と「ツッコミ」があるように、成功するジャニーズアイドルグループには「暴走するメンバー」と「抑えるメンバー」がバランス良く存在しなければいけないような気がします。嵐でいうと、前者は相葉くん、後者は翔くんやニノというところかな。まあ、嵐のメンバー力学については、一言では言えない深さがあるので、またゆっくり書いてみようと思います。
とにかく、その二役がいることによって、トークがとってもおもしろく、かつ安心して観れるようになるんですね。今回は、セクゾの素晴らしいメンバー力学を考察したいと思います。
セクゾの場合、「暴走するメンバー」が3人いて、しかも3人とも「方向性の違う暴走」をする、変化に富んだ楽しさがあります。
まず、ラブホリ王子様の健人くん。彼はもう「甘~い王子」そのままのキャラで、女子が言われてほしい言葉、やってほしいことを、憎らしいくらい心得ていてるんですよね。あのリスみたいなかわいい笑顔で、次から次へと “胸キュンセリフ” を繰り出して暴走しちゃう。すっごく楽しい、「ファンタスティック暴走」です。
そして、ちょっと安心できないキャラの風磨くん。彼は「危険な暴走」でみんなをハラハラさせちゃうんです。アイドルなのに、いわゆる「下ネタ」も全然オッケー。「え、ちょっとちょっと、そんなアブナい発言、言っちゃっていいの~!? でも…、もっと言って~!」って感じで、ファンの心の底の欲望を満たしてくれるっていうか…。たいしたもんです。まだ19歳なのに。
あと1人はマリちゃん。彼は帰国子女独特の、周りの空気を読まない、というか、周りに振り回されず自分は自分、というスタンスの「ハラハラ・不思議暴走」ですね。みんながリズムのあるトークをしている時、マリちゃんが入ってくると、そこでリズムがちょっと乱れるっていうか、もちろん、いい意味でね。そのまま不思議な発言をして、自分でも収拾がつかなくなってしまって、みんなをハラハラさせちゃう、かわいい暴走なんです。
そして、この3人の暴走を「抑えるメンバー」が、また2人ともカラーが違うので、さらに楽しい。
勝利くんは、暴走するメンバーの発言を、なんとか抑えてまとめようとする姿勢が、ほんとにかわいい「努力の抑え」です。特に、健人くんと風磨くんの暴走は、自分には手におえないとわかっていても、とりあえずがんばって手綱をとるように努力してるのが愛しいわ。最近はちょっと強くなって、ツンデレなキャラも出してきた面も。時々「抑え」るより、「一緒に暴走」に加わっちゃうところも、意外性があって楽しかったりするんだよね。
で、もし勝利くんの「抑え」が効かなくても、しっかり安心できる「切り札の抑え」が、聡くんです。彼はとっても冷静で、全体を見渡す余裕があるんですね。どんなことがあっても、みんなの暴走をしっかり整理整頓してくれる安心感があるんだな。キャラが濃い他の4人に比べると、ちょっと身近に感じるフツー男子系。こってりした料理が続いた後に、さっぱりした和食をいただくような感覚っていうのかな。
セクゾが年上3人と年下2人に分かれるときも、ちゃんと「暴走するメンバー」と「抑えるメンバー」がそろってるし、年齢的にもセンターの勝利くんが、年上・年下グループの間をうまく結ぶ役をこなしてますね。とてもバランスが取れた、それでいてバラエティに富んだ、素晴らしいメンバーの力関係です。
ところで、セクゾのメンバーは、永遠の名作「花より男子」のキャラ設定に、とてもよく似ています。王道少女マンガに描かれる、女子の憧れの模範ともいわれる「F4」キャラをセクゾのメンバーにあてはめると…。
道明寺 司(ツンデレ・オレ様キャラ)→ 風磨くん
花沢 類(甘い王子様キャラ)→ 健人くん
西門 総二郎(品のいい知性派キャラ)→ 聡くん
美作 あきら(多言語を操るキラキラキャラ)→ マリちゃん
ほら、ぴったりじゃないですか!
あ、勝利くんですか?勝利くんは、もちろんみんなから愛される、「牧野つくしちゃん」ですww
以上、わたしの独断と偏見の「セクゾメンバー力学」でした!
フォロー&いいね!で更新情報をお届けします♪
「ジャニーズぷらす」のツイッターに「フォロー」、フェイスブックに「いいね!」で更新情報チェック!どうぞよろしくお願いします。°+(*´∀`)b°+°
こちらの記事もどうぞ!
「King & Queen & Joker」CD 4種類 それぞれのオイシさ