「第四十五回 菊田一夫演劇賞」の大賞を受賞した KinKi Kids の堂本光一くんが、昨日7月17日、東京都内で行われた授賞式に出席。「エンタテインメントの力を信じながら、みんなが心から楽しめる時間が戻ってくることを願っています。そのためにどうすればいいか、考えていこうと思います」と語りました。
堂本光一、「菊田一夫演劇大賞」授賞式出席、スピーチも
昨日、2020年7月17日(金)、演劇界ですぐれた業績を示した芸術家を表彰する「第四十五回 菊田一夫演劇賞」の授賞式が東京都内で行われ、
20年間にわたり「SHOCK」シリーズをけん引してきた功績が評価され、個人としては史上最年少で大賞を受賞した KinKi Kids の堂本光一くんはじめ、
演劇賞を受賞した、
岡本健一さん(「海辺のカフカ」大島の役、「終夜」ヨンの役の演技に対して)、
川平慈英さん(「ビッグ・フィッシュ」エドワード・ブルームの役に演技に対して)、
高橋一生さん(「天保十二年のシェイクスピア」佐渡の三世次の役の演技に対して)、
朝夏まなとさん(「リトル・ウィメン~若草物語~」ジョーの役、「天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~」デロリスの役の演技に対して)、
そして演劇賞特別賞に選ばれた宝塚歌劇団の酒井澄夫さんが出席しました。
菊田一夫演劇賞大賞の堂本光一「ここにいるのはジャニーさんのおかげ」(コメントあり)https://t.co/Duxj6Xiytc
#堂本光一 #岡本健一 #川平慈英 #高橋一生 #朝夏まなと #酒井澄夫 pic.twitter.com/uGY8BpEKfg
— ステージナタリー (@stage_natalie) July 17, 2020
【出典】
菊田一夫演劇賞大賞の堂本光一「ここにいるのはジャニーさんのおかげ」(コメントあり) – ステージナタリー
堂本光一「菊田一夫演劇大賞」授賞スピーチ
「Endless SHOCK」のスタッフ・出演者一同は、2007年度に菊田一夫演劇大賞を受賞していますが、今回は、堂本光一くん個人に対して賞です。
光一くんは、次のようにスピーチしました。
(前略)
以前、「SHOCK」の作品に対し賞をいただいたことはありましたが、今回は個人での受賞となります。2020年の「SHOCK」は、ジャニー(喜多川)さんが昨年亡くなってから初めての帝国劇場の「SHOCK」ということで、意味のあるものだと思いました。
(中略)
個人として史上最年少の受賞となり、恐縮する思いなのですが、こうやって続けてきたことを改めて見てくださっていたんだなと感じますし、自分自身精進していかなきゃと感じました。
(中略)
自分がいまここにいるのはジャニーさんのおかげです。「SHOCK」をここまで長く続けられたのもジャニーさんのおかげです。2005年から演出に携わってきましたが、ジャニーさんは本当にたくさんの責任を背負って生きてきた人なんだなと感じました。自分が演出させていただいて、一番意識するのはジャニーさんとともに一緒に作り上げてきたものの良さを今後も絶対になくしてはならないということです。自分が演出するうえで、ジャニーさんだったらどう思うのかな?は、いつもいつも問い、今後も変わらないんだろうなと思います。
そんなジャニーさんにいま一番聞きたいのは、「世の中こういう状況になって、ジャニーさんだったどうする?」……まだ返事はありません。
(中略)
お客様に安心してご覧いただけるのが一番ですが、エンターテインメントという力を信じて、みんなで協力して、またみんなが心から楽しめる時間が少しずつ戻っていくことを願っていますし、そのためにどうすればいいか考えていこうと思います。